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鍼灸治療の鍼治療は痛いのか

肩こりや腰痛が楽になるなら、鍼灸治療を受けてみたいと考えている人も多いでしょう。しかし鍼灸大学の調べによると、実際に鍼灸治療院で年に1回以上の施術を受けている人は、わずか6~7%しかいないというデータが報告されています。施術を受ける人が少ない理由として、鍼治療で用いる鍼に対する恐怖心が影響していることが分かりました。鍼灸治療で用いる鍼は0.14~0.34mmという非常に細い鍼となっており、これは注射で使用される注射針の0.7~0.9mmという太さとは比較にならないほどの細さです。しかも注射針のように先端が尖った設計になっておらず、丸みを帯びた特殊な形状になっているという特性も持っています。この成人の毛髪ほどしかない細さと先端が尖っていない形のおかげで、鍼を刺したときに痛みを感じることはありません。鍼灸治療では鍼を刺すことで血流が良くなるため、体の力が抜けてリラックスした状態になります。体がリラックスしていると痛みは感じにくくなりますので、鍼治療の鍼に恐怖心を覚える必要は全くないと言っていいでしょう。

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